【無職中年男は再就職できるのか? 転職回顧録-94】元管理職の40代無職中年はふたたびアルバイトに応募し始めた。

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会社を辞めてから、1週間ほど休養した

ただ家でゴロゴロしていた。

これからどうしよう、もう会社で働くのは無理なんじゃないか…
そんなことばかり考えていた。

そして、ふと思った。
「1年くらい帰省していないので、一度実家に顔を見せにいこう」

幸いにも両親は元気だったが、随分と小さくなった気がする。
きっと私が随分と心配をかけてしまったから余計にそう見えるのかもしれない。

久々に両親と夕食をとりながら、とりとめのない話をした後、リビングで仕事を辞めるに至った経緯など、これまでのことを話した。

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しかし、パワハラが原因で仕事を辞めてしまったことへの理解は得られなかった。

こればかりは被害を受けた本人でなければ、その気持ちは分からない。いくら親といっても仕方のないことだろう。

「サラリーマンに向いていないことに気付いた」ということを話すと、母は、「もう一度、サラリーマンとして頑張ってみてほしい」と懇願された。

きっと今さら自営業など無理だと考えているのだろう。子を想う母親からすれば当然の心配だ。

その一方、父親は私に蕎麦屋をやれという。なかなかユニークな発想だとは思うが、無茶苦茶である。

結局、実家に2週間くらい滞在して色々なことを話しはしたが、何をしにここへ来たのか分からないような状態だった。

両親に話したことでなにか希望の光が見えたということもなく、顔を見せに来ただけの帰省になってしまった。

「単に両親の不安を煽っただけなのではないだろうか?」そんな気持でいっぱいだった。

その後、東京に戻ってきたが、今のままでは生活できない

そこで、アルバイトを探すことにした。

本当は前に勤務していた塾に出戻ろうかとも考えた。

塾長からは困ったことがあったらいつでも連絡しておいでと言ってくれていたが、再就職が決まったことを理由に講師を辞めた手前、またここで働きたいとは言えなかった。

仕方なく他のアルバイトを探すべくサイトをチェックしていると、中高年積極採用を謳った近所のスポーツジムの求人を見つけた。

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これまでの経験とは全く無縁の仕事だが、むしろその方が一からスタートできる気がした。

さっそく、応募して連絡を待つこと一週間、ついに面接の連絡が来た。

さすがにアルバイトなら面接まで進むことができるな、などと考えながらオフィスカジュアルでスポーツジムに向かった。

面接官は館長の30代と思われる若い男性だった。

ここでの勤務は、早朝勤務もあるという。
なにせ家から自転車で数分の距離だ。問題なしと答えた。

そして私の履歴書眺めたあと、ごくごく一般的な質問をされた。
私も特に詰まることなく、無難に回答した。

先方の条件は全てクリアしているし、これで問題はないだろう。
手応えを十分に感じていた。

3日後、あえなく不採用のお手紙が届いた。

きっとまだ30代の若い館長からすれば、管理職経験もある人間は経歴的に扱いにくい人材と判断されたのだろう。

巷では40代以降の人材はアルバイトでも採用されにくくなっていると聞いてはいたが、まさにそのとおりだった。

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これでは先が思いやられる。

とはいえ、アルバイトの不採用ごときで凹んでいるわけにはいかない。
次はパソコン講師のアルバイトに申し込んでみることにした。

パソコン講師の募集は探せば結構あるものだ。

私にはSEの経験もあるし、主に高齢者にパソコンの起動方法やWordやExcelの初歩的な使い方を教えるとういうものだったので、それほど難しくはなさそうだった。

それだけでなく、私には塾講師としての経験もあるし、これなら採用の可能性が高いと目論んでいた。

さっそく3件の求人に履歴書と職務経歴書を送付して、先方からの連絡を待た。(回顧録-95へ続く)

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