以前、ネットで応募したアルバイトの面接に行ってきた(【40代無職が再度のアルバイト応募】その後を参照)。
色々と怪しい印象があったが、ダメ元だ。まずは面接を受けなければ何も始まらない。嫌なら辞退すればいいだけだ。
小雨混じりの中、実際に会社に行ってみると、事前の印象とは異なって人事担当者がしっかりしていた。決して大きな会社ではないものの、組織体制がしっかりと整備されており、それまでの印象がガラリと変わった。
前もこのような面接に行ったことがあるが、やはり、企業の本当の姿は実際に行ってみないと分からないものだとつくづく感じた。
案内された部屋で5分ほど待っていると、面接官がやってきた。30代くらいの男性だ。
この男性は、ここで働くことになっときの上司になるであろう人だと思われた。
そして面接が始まり、志望動機やこれまでの経験など、一通りを話した。
もちろん、今の私の状況なども正直に話した。
こちらの話をしっかりと聞いてくれ、久々に気持ちのいい面接を行うことができた。思っていることは全て言えた。これでダメなら他をあたるしかない。
そして面接から数日が経過し、面接の合否を知らせるメールが届いていた。
メールのタイトルは「面接結果のご連絡」。
こういう時は100%ダメだった。
これまで200件以上の企業に応募してきたが、このようなタイトルのメールは漏れなく不採用を伝えるものだった。通過の場合は「面接のご案内」など、一目でわかるタイトルが付けられていることが多い。
そして、今回のメールも不採用の匂いがプンプンするタイトルであったため、そのショックはかなり大きいものがあった。
「また明日から求人を探さなければならないのか」そんな思いで気持ちがひどく落ち込んでいた。
しかし、メール本面をよく見ると、「採用」の二文字が・・・・。
なんと、まさかの内定だ!
逆転サヨナラホームランを打った気持ちだ。久しくこんな気持ちを感じることはなかった。
もちろん、正社員としてではなくアルバイトでの採用だが、ここから40代無職の道が開けるかもしれない。
面接では、正社員登用の道もあると言われていた。
つまりは今後の頑張り次第では、また社会人として復活できるかもしれない。
実際に勤務を開始するのは明日からだ。
といっても、初日は手続き等で終わるため、本格的な勤務開始日はその時に決定される。
妻もとても喜んでくれた。本当にうれしかった。ここから私の新たな社会人人生が始まればいいのだが。
なんにせよ、これで少しは生活の糧が得られることになった。
今、私と同じ状況にいる40代、50代の無職のみなさん。必ずしも正社員にこだわる必要はないのかもしれません。
どんな雇用形態でもいいから、アルバイトから入ってみるのはどうでしょうか。もしかしたらそこから道が開けるかもしれません。
実際に働き始めてみるまでは、私がこれからどうなるかは分からない。もしかしたら、早々にクビになってしまうかも分からない。
しかし、その経過もこのブログで綴っていこうと思う。
そんな私の転職失敗談はこのリンクからどうぞ☟☟