グッとくるキャッチフレーズ
先日、自転車に乗っていると面白いキャッチフレーズを見かけた。
今日、行くところがある。今日、用事がある。
これはカルチャースクールの看板に書かれていたものだ。
おそらく、特にやることがなく、毎日、時間を持て余している老人に向けたものだろう。
しかし、図書館に行くしかやることがない無職な私の心にもグサリと突き刺さった。
わずか数文字のキャッチコピーだがグッとくる。うまいこと考えるものだと感心してしまった。
無職な私の当面の目標
これを見てからというもの、私も何かにつけて用事を見つけて外出するようにしていたが、無職中年男性は毎日毎日やることが見つかるものではない。
それに加えて、今の状況はまさにジリ貧。
このままではいけないと焦る毎日だ。そうしていると、私の中でにわかに就職熱が再燃してきた。
そしてこんな時に限って、魅力的な求人を目にすることが多くなった。
しかも、自分の経験が活かせそうな内容だ。
そこでまた、東京しごとセンターのカウンセラーに相談に行ってみようと考えた。
だからといって、すぐに仕事が決まるとは思えない。
むしろ以前よりも状況は悪化しており、そう簡単には再就職は無理だろう。
でも、もしかしたら私に会ってみてもいいという奇特な企業があるかもしれない。
ちょっとだけ前向きになった私は、以前に作成した履歴書や職務経歴書を引っ張り出してきて、最新の情報を書き足してみた。
自分の中では、応募書類の書き方を確立しているため、それほど大きく内容を見直す必要はなかったが、慎重を期すため、もう一度カウンセラーに相談して履歴書と職務経歴書のブラッシュアップをしてこようと考えている。
ただ、これまでの就職活動とは違い、気持ちの面でずいぶんと余裕が出てきた。なぜかというと、ダメ元で就職活動を行っているからかもしれない。
昨晩、妻にこのことを話してみると、意外そうな顔をしていた。
それは、私が以前に「もうサラリーマンには戻らない」と高らかに宣言していたからだ。
ブレまくる私の考えに呆れているのか、それとも安心しているのか。それは彼女の表情からは読み取れなかった。
あらためて思うこと
でも、とりあえず少しは前向きになれた。
なにより、就職活動は精神的な安定剤になる。
『状況を打破するために就職活動している』と思うと、たとえ社会不適合な私であっても、免罪符を得たような気になるからだ。
私の考えは甘いのかもしれない。でも、考え得る手段の中で今はこれがベストだと思っている。
気付くと今年も九月に入った。年末まではあっという間だ。
はたして私は、年末をどこでどう過ごしているのだろう。
相変わらずこのブログで40代無職の愚痴を撒き散らしているかもしれない。もしかして、サラリーマンとして忙しく働いているかもしれない。
とりあえずは数か月、全力でやっていくことにしよう。
今日、行くところがある。今日、用事がある。
私のような無職の皆さんはいかがでしょうか?
もし今の状況に疲れてしまったら少し休んでください。
そして、回復してきたと思ったら、就労支援機関に足を向けてみてはいかがでしょう。
東京の会社に就職をお考えの方で、『東京しごとセンター』を利用して気分転換を図ったり刺激を得るのもいい思います。
セミナーも含めて利用は全て無料なうえ、就職面接会なども充実してます。私のような中年を対象にした就職コースも用意されています。
実際、私も利用して再就職を目指す知人も数人出来ました。
専任のアドバイザーが付くので、とても有意義な就労支援機関だと思います。
そもそも、無職期間は孤独な時間が多いだけに、外に出て人と話すだけでも随分と気持ちが晴れます。
すぐには状況が好転することはないかもしれませんが、気持ちの面では心が少し軽くなりますよ。
そんな私の転職失敗談はこのリンクからどうぞ☟☟
ya様
こんばんは。
コメントありがとうございます!
頂戴したコメントはどの記事に入力されたものでもすぐに分かるようになっていますので、昨日いただいたコメント(https://kokoroman.com/rireki-syokumu/)もしっかりと拝見いたしました!
無職になってからしばらくは気持ち的に楽なんですが、その後に来る焦りがとてもつらくなってきます(^^;
ただ、ya様の仰るとおり、お互い最良な形で前進していきたいですね!
もしなにか状況に進展がありましたら、気分転換がてらにでも、このブログをのぞいてみてくださいね!