【転職回顧録-外伝1】無職40代中年男。その後の奮闘記。

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【転職回顧録-100 最終回】では、私が経験職のアルバイトに採用されたことをお伝えしたが、しばらくブログを更新していなかった。そのため、ありがたいことに、読者の皆さんから心配の声をいただいた。
今日は近況報告を兼ねて、その後のことをブログに書いていきたい。

アルバイト先はベンチャー企業だ。
大体の仕事内容を事前に把握しているつもりだったが、それでもやはり職場環境など不安になるものだ。
初出社日の前日は結構不安だった。
これまで多くの転職を経験してきたが、こういうことは何回経験しても慣れるものではない。

そして、初出社当日。私の、近くの喫茶店で時間をつぶし、10分前に会社に向かった。そんな私を出迎えてくれた人は温厚そうな人で、少し不安が和らいだ。

社内を簡単に案内してもらい、実際に職場のデスクに座ると、私の指導係の人がやってきた。30歳を少し過ぎたくらいのまだ若い男性で、私とは一回りくらい離れている。
随分と年下の上司だが、そんなことは昨今の転職事情ではよくあることだ。

基本的なPCのセットアップを行い、業務概要について一通りの説明を受けた後、早速、実際の作業を行うことになった。その後、指導係の人は別の仕事があるとのことで、私の一ヶ月ほど前にアルバイトとして入社した先輩から色々な説明を受けることになった。この先輩は全部で三人で、そのうち二人は私よりも2~3歳ほど年上の男性で、もう一人は私より少し若い女性だ。

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作業といっても、簡単な説明を受けただけでは一人でできるわけではない。
一つ一つレクチャーを受けながら実際の作業を行った。

そんなこんなであっという間に時間が過ぎ、初日は無事に終わった。
一言で感想をいうならば、この会社はブラック企業ではなかった。
会社の規模はまだ小さく、いかにもベンチャーといった雰囲気が会社全体からにじみ出ているものの、パワハラやサービス残業には随分と気を遣っているようだった。

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会社としても、ある程度経験のある私に期待してくれているようで、40代無職で転職回数の多い私を温かく受け入れてくれた。しかし、扱いはアルバイトだ。
決して高くとはいえない時給(かといって安すぎるわけではない)で働いているので、贅沢な暮らしはできない。依然として、これから先の生活に不安は残っっている。
しかし、安いながらもお金を稼ぐことはできているので、精神的な安定はなんとか保つことができる。そして、2日目、3日目、一ヶ月と経過し、ついに待望の給料日を迎えた。

手渡された給料明細を期待して見てみると、金額は手取りにして10万ちょっと。
もちろん労働時間分がキチンと支払われていたわけだが、あらためて目給与明細に印字された金額を眺めると、悲しくなった。
比較的単純作業ということもあり、大した金額でないことは分かっていたが、40を過ぎた男がフルタイムで得る金額にしてはあまりにもふがいない。一番稼いでいたとき時の三分の一くらいだ。
こんな時に自分の転落ぶりをイヤというほど思い知らされる。

とはいえ、甲斐性のなさを嘆いていても仕方ない。頑張って仕事に打ち込むのみだ。
その日の帰りがけ、初給料日ということで妻にピアスを買って帰ってみた。もちろん高いものは買えない。1000円ちょっとの安物だ。そんなものでも喜んでくれたのは嬉しかった。

そうこうしているうちに大分仕事にも慣れ、基本的なことならば一人で作業できるようになってきた。このままいけばもしかして契約社員、そして、正社員登用の道も開けるかもしれないという希望を持つようになっていた。

ちょうどそのころ、社内で行われた会議の中で、私がアルバイトリーダーになることが決まった。完全に寝耳に水だったのでかなり驚いた。
おそらく、私の仕事ぶりとこれまでの経歴を考慮してくれたのだろう。

しばらくぶりに私の人生に光が差し込めたと感じた(転職回顧録-外伝2へ続く)。

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