再就職の面接結果はいかに?【転職回顧録-19】

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いよいよ最終面接日を迎えた。今できる限りの面接対策はやった(転職回顧録-18を参照)。

だが、どこか不安が残る。まあ、面接を控えた人の気持ちは大体こんな感じなのかもしれない。

クリーニング済みのスーツに着替え、久々にビシッとした格好をした。

そして家を出るとき、妻にあることを頼んだ。それは、頬に一発、平手打ちをしてもらうことだった。

自分に気合を入れるためだ。結構痛かった…

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会場に到着して受付の女性に履歴書と職務経歴書を提出すると、待機場所に案内された。

行儀よく座って周囲を見渡してみると、今日の面接に呼ばれた人は少ないようだった。

前回の筆記試験で人数が大幅に絞られたと思われた。少なくとも、1/10くらいには絞られている。年齢層としては30代~40代半ばといったところか。

当たり前だがみんな一言も発しない。もちろん私も無言で椅子に座り、自分の名前が呼ばれるのを待つ。

そして最後の仕上げをするため、いったんトイレに向かった。鏡に映る自分に大丈夫だと言い聞かせるためだ。

そして、スーツにゴミはついていないか、ネクタイは曲がっていないか入念にチェックした。そして肩をぐるぐる回して、固まった筋肉をほぐしした。

いざ面接!

準備万端で部屋にもどり、待つことさらに10分。ついに私の名前が呼ばれた。

案内された面接室に向かう途中にもう一つ別の面接室があり、そこから談笑する声が漏れてきた。

きっといい感じに盛り上がっているのだろう。

そんな穏やかな雰囲気の面接を期待しつつ自分の面接室に入室すると、男性2名と女性1名の面接官が座っている。

どの面接官も50代半ばといった感じで、少しピリついた雰囲気だ。

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最初は、志望理由や前職の退職理由などお決まりの質問が2、3行われた。

ここで私の悪い癖がでた。

想定していた回答を、そのまま音読するかたちで話してしまった。
きっと私は、「ミスしないように話そう」、「暗記したとおりに話そう」という意識が強いのだ。

別に悪いことではないかもしれないが、お固い印象を与えてしまうし、なにより、予想外の質問をされてしまうと頭が真っ白になって柔軟な対応ができなくなってしまう。

なかなか治らない悪い癖だ。

そして、面接は淡々と進み最後の質問となった。

「うちは給料が安いけどいいですか?」

まさかそんなことを言われるとは思っていなかったので若干戸惑ったが、良いも悪いもない。
ここまできて「じゃあやめときます」なんていう人はいないだろう。

前職では比較的高給をもらっていたので、おそらく、それを考慮しての質問だったのだろう。

そこで私は「御社の仕事内容に大きな興味があって応募しました。通常の生活ができれば給与の額はさほど意識していません。」とだけ返事をした。

我ながら100点満点の回答ではないだろうか。

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この回答はウソではない。
別に高い給料なんて求めていないのは本当だ。平均的な衣食住でいいから、とにかく正社員として働きたいだけなのだ。

時間にして約20分。やっと面接が終わった。
緊張していたせいもあって、とても疲れた。

面接終了後には毎回思うのだが、「盛り上がらなかったなあ」とか「面接官の表情に笑顔がなかったなあ」とかそんなことに一喜一憂してしまう。

帰路、ふらりとラーメン屋に立ち寄った。
スーツで飲食店に入ると、自分も立派な社会の一員のような気がするから不思議だ。

完璧とまではいかないが、考えられる限りの対策を行って臨んだ。
この日ばかりは好きなメニューを注文し、ささやかながら一人で打ち上げを行った。

そして、3日後、面接落ちを知らせる手紙が郵送されてきた。(回顧録-20に続く)

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