Cafe de 無職

~40代、50代の無職が集う場所~

転職回顧録-58

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新しいアルバイトが始まった。
ただ、勤務地はこれまでと同じ工場内なので、いつもと雰囲気は変わらない。
一緒に働く人が少し変わっただけだ。

とはいえ、少しの緊張感はあった。
実際に現場に入ってみると、殆どが前の仕事で同じ班だった人達だ。
以前一緒に仕事をしていた、定年後にこの工場で働いている年配の人も一緒だ(転職回顧録-56を参照)

軽く挨拶を交わし、リーダーの人から説明を受けながら作業に入る。
作業内容もさほど変わらない。工程が少し違うだけだ。

最初はスピードが遅くてもいいから正確にやって欲しいとのことだったので、少し時間をかけすぎなくらいに丁寧に仕事をした。

もしかしたら、工場での仕事は自分に向いているかもしれないと考え始めていた。
それまでは華やかなビル群の中でデスクワークの仕事に就くことしか考えていなかったが、結局はただの妙なプライドでしかなかったのだろうかと思うようになったのがこの頃だ。

そしてずっとここで働いてもいいかなと思っていたが、小遣い稼ぎのために来ているわけではない。やはり、正社員としての仕事を早く見つける必要がある。
ここで働けているのはあくまで派遣アルバイトだからであって、正社員としてではないのだと思い直した。

さて、工場での労働後は教育産業でのお仕事だ。
その日は少し残業があったため、慌てて着替え、塾に向かった。

いつもは授業を3コマ担当しているのだが、この日は1コマだけだ。
そして、空いた2コマ分の時間を冬季合宿(転職回顧録-56を参照)で使用する教材づくりにあてることになっていた。

メインの教材は、複数の専門業者から提案されたもののから一つを選ぶのだが、副教材は講師陣で手作りすることになったのだ。
これが思ったより大変な作業で、まず間違いがあってはいけないし、たくさんの問題を考えなければいけない。
副教材も業者に発注すればいいように思えたが、そこは塾長の考えがあるらしい。多少の手間がかかっても自分たちの手で作り上げたいのだそうだ。

終電ギリギリまで問題作りに追われ、一段落したところでやっと帰宅することができた。
この副教材作りは一週間ほどかかった。

少しづつ合宿日が近づいてきていた。その間は工場アルバイトはお休みだ。
いままで一度も経験したことがない勉強合宿がどういものなのか不安と期待が交錯していた。
何事もなく終了することを祈っていた。(転職回顧録-59へ続く)

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