無職中年男が驚いたマツダくんとオタクさんの現状【転職回顧録-フリーター編13/36】

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あらすじ

前職を辞めてからだいぶ経っていた。

あの会社のことはもうほとんど忘れかけていた私に一本の電話がかかってきた。

それはあのマツダくんからだった。

そこで聞かされた彼とオタクさんの驚きの現状とは?。

ダブルワーカーに完全休日はほとんどない。

二つのアルバイトを掛け持ちしていると、休日が重なることはめったにない。

そこで、工場と塾のアルバイトが両方とも休みになるように、完全オフの日を月に一回は設けていた。

その日は完全オフの前日。

工場と塾での仕事を終えて自宅のソファでくつろいでいると一本の電話がかかってきた。

あのマツダくん(元無職ダメ営業マンと後輩のマツダくん【転職回顧録-営業マン編11/19】ダメ営業マンはクビ!また無職になった。【転職回顧録-営業マン編18/19】を参照)からだ。

このとき、前職を辞めてからすでに四か月以上が経っていた。

もしかして彼に引き継いだ内容に不明点があるのかと思い、少し不安になって電話に出てみた。

電話口での彼の声は元気そうだった。

軽く世間話をした後、用件と聞いてみると、単に呑みの誘いだった。
きっと彼にも色々と話したいことがあるのだろう。

そこで、翌日の夕方、会うことになった。

待ち合わせ場所に現れたのはマツダくんだけではなかった。

なんとオタクさん(元無職のダメ営業マンと二人の新人【転職回顧録-営業マン編14/19】ダメ営業マンはクビ!また無職になった。【転職回顧録-営業マン編18/19を参照)も一緒だった。

この二人が一緒に現れたということは交際の報告かもしれないなど、どうでもいいことを色々と考えていた。

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後輩二人の関係は?驚きの現状

さっそく近くの居酒屋に入り、それぞれの近況を肴に酒を飲んだ。

私は転職活動に苦戦していること、二つのアルバイトをかけもちしていることなど、色々なことを話した。

そして気になるマツダくんの近況はというと、それは衝撃的な内容だった。

なんとあの会社を辞めていたのだ!
しかもそれだけではなく、オタクさんも辞めたという!

二人が辞めたのは、ほぼ同時期だったそうだ。

それにしても、これにはかなり驚いた。

私がOJTを担当した若手二人がともに辞めたとは…

もしかして、彼らに何か悪影響を与えるような教育をしてしまったのだろうか。

いやそもそも、「潰れかけそうになったら迷わず辞めていい」と言ったのは外ならぬ、この私だし…

それにしても、私が色々な人から聞いた情報を総合して、離職率をあらためて計算してみると、新入社員の7割以上が1年以内に離職していることになった。

どう考えても普通の数字ではない。

まあ、あの会社なら十分あり得ることかと思いながら、辞めた理由を聞いてみた。

なんでも、当初はそれほどでもなかったノルマが少しづつきつくなり、これ以上は無理というレベルにまで達してしまったらしい。

その後、じわじわとプレッシャーをかけられた結果、退職という結論に至ったらしい。

私の時と全く同じだ。

ノルマの具体的な数字は聞かなかったが、彼らにしてみればとてつもないプレッシャーと戦っていたのだろう。

若いマツダくんとオタクさんにとって、最初に入社した会社があのようなところで本当にかわいそうだった。

しかし、彼らはまだまだ若い。

それに加えて、非常に前向きで明るい性格だ。

まじめに就職活動すれば少なくとも、半年以内には次の職場が見つかるだろう。

気になる二人

私には彼らの去就以外にも個人的に気になっていたことがあった。

それは二人の関係性だ。

まあ、どうでもいいといえばどうでもいいいが、二人がほぼ同時期に会社を辞めたというのだから、そこには何かしら理由があるのではと思ったからだ。

そこで、思い切って問いただしてみたところ、この二人は交際しているわけでもなんでもなかった。

たまたま会社を辞める時期が重なっただけらしい。変にドキドキして損した。

また、今日二人が一緒に来たのは、マツダくんが昔を思い出してオタクさんもこの呑み会に誘ってみたというだけだった。

拍子抜けしたが、本当にそんな展開になると面白いなと思いながら歓談して22時くらいに解散した。

昔の知人と久々に話せて非常に楽しかった。そして、彼らにはぜひ頑張ってほしい。

と同時に、彼らに恥じぬよう、私もこの再就職活動を成功させなければという気持ちを新たにした一日だった。

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◆ 転職回顧録-フリーター編14/35へ続く↓↓

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工場アルバイトのシフトが休みに入り、もう一つのアルバイト先である塾での勉強合宿に帯同することになった。
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