やけくそで臨んだ家具工房の面接。結果は言わずもがな…【転職回顧録-フリーター編30/36】

予想とおり、結婚情報産業の面接に落ちた私。

次は家具工房の面接だ。

誰の目から見ても私の迷走は明らか。

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そんな私の姿勢を見透かしたかのような一言を、家具工房の社長から言われてしまうことになる…

迷走の旅の途中

面白そうという理由だけで、家具工房の求人に応募した(40代無職男、迷走のあまり結婚情報産業に挑戦【転職回顧録-フリーター編29/36】を参照)

全くの未経験職だけにこの業界のことは右も左も分からない。

なにせ応募した理由は100%興味だけだ。

先方からしても、なぜ私が応募してきたのか皆目見当もつかなかったことだろう。

求人案内に“応募者全員と面接します”と謳ってしまっただけに、書類選考で落とすわけにもいかないし、交通費として1000円も支給しなければならない。

先方からすれば、私は迷惑千万な応募者だ。

しかし、応募しなければならなかった私も精神的に追い詰められていたのだ。

そして電車で揺られること1時間。

降りたのは今まで降りたこともない駅だ。

地図によると、場所はここから徒歩10分ほど。
普通の雑居ビルの一室で工房らしくない外見。

受付で挨拶を済ませて案内されたのは、事務所の奥にある応接室のような場所だった。

特にパーティションで区切られているわけではなく、革張りのソファーとテーブルがあるだけのスペース。

面接してくれたのは社長だ。
話によると先代の息子さんということだった。

仕事内容は、求人内容と同じで、主に家具や椅子の修理を請け負っている会社だ。
大手の会社からの依頼が多く、個人からの依頼はほとんどないそうだ。

実際の作業はここから歩いて数分の場所にある工場で行っているという。

定型通り志望動機を聞かれた後、なぜ私が応募したのかを聞かれた。

事前にもっともらしい理由を考えてはいたのだが、学歴やこれまでの職務経験とはあまりにもかけ離れた職種のため、いいアイデアが浮かばなかった。

40代無職男、見透かされる

そこで、「幅広い業種に目を向けてみたところ、興味のあるこの分野で再出発してみたい」ということを話した。

ダメもとだ。

すると、社長さんはこう言った。

「うちは職人さんが多く、言葉遣いも荒い。あなたの経歴ではこの環境に馴染むことは難しいかもしれない。」

まったくもってその通りだ。

しかし、はいそうですかと食い下がっては何のために来たのか分からない。

礼儀として形だけでも食い下がり、それでも頑張りますと私は答えた。

15分ほどで面接は終わり、帰り際、交通費として1000円を受け取って帰路に付いた。

まあ、落ちているだろう。
手応えというものを全く感じなかった。

あまりに無謀すぎたのだ。

40代の未経験者が続けていくのは難しいと言ってくれた社長に感謝した。

そして、私の迷走ぶりを見透かされて気がしてとても恥ずかしかった。

その日は、そのまま塾に行き、3コマほどの授業をこなした。

しかし授業している間、なぜか今日のことが頭から離れなかった。といっても工房のことではなく、私はこの先の進路のことだ。

「破れかぶれで応募しても絶対にうまくいかない。しかし、希望している職にはもう就けないかもしれない。」

これから先の不安で押しつぶされそうだった。

気持が沈み込みんでいたので授業がしんどかったが、それをなんとかこなして帰宅すると、工房からメールが届いていた。

分かっていたことだが、不採用の連絡だ。
結果を知らせてくれるだけありがたい。

さて、これからどうしたものか。

そんななか、週末に大規模な転職フェアが開催されることを知った。
期待はしていないが、何もしないよりはいいだろう。

沈みがちな気持ちをリフレッシュしたかったというのもあるし、もしかしたらその場で面接のアポイントが取れるかもしれない。

なにより、他の求職者を見ることで、気力がまた沸いてきそうな気がした。

帰宅後、さっそくフェアの参加予約をして、週末を待った。

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◆ 転職回顧録-フリーター編31/36へ続く↓↓

きっかけ作りとモチベーションアップのために転職フェアに参加した私。そんな私に声を掛けてきた企業とは…

転職フェアで再就職のきっかけ作り【転職回顧録-フリーター編31/36】
開始間もない時間帯にもかかわらず、会場はすでに多くの人で埋め尽くされていた。藁にもすがる思いで参加している人はどれくらいいるのだろう。
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