やけくその再就職。家具工房の面接を受けた結果…【転職回顧録-75】

スポンサーリンク
◆人気記事◆
スポンサーリンク

面白そうという理由だけで、家具工房の求人に応募した(回顧録-74を参照)

未経験職だけにこの業界のことは右も左も分からない。
応募した理由は100%興味だけだ。

先方からしても、なぜ私が応募してきたのか皆目見当もつかなかったことだろう。

求人案内に“応募者全員と面接します”と謳ってしまっただけに、書類選考で落とすわけにもいかないし、交通費として1000円も支給しなければならない。

至極迷惑千万な応募者だ。

しかし、応募しなければならなかった私も精神的に追い詰められていたのだ。

そして電車で揺られること1時間。

降りたのは今まで降りたこともない駅だ。

地図によると、場所はここから徒歩10分ほど。
普通の雑居ビルの一室で工房らしくない外見だった。

受付で挨拶を済ませて通されたのは、事務所の奥にある応接室のような場所だ。

特にパーティションで区切られているわけではなく、革張りのソファーとテーブルがあるだけのスペース。

面接してくれたのは社長だ。
話によると先代の息子さんということだった。

仕事内容は、求人内容と同じで、主に家具や椅子の修理を請け負っている会社だ。
大手の会社からの依頼が多く、個人からの依頼はほとんどないそうだ。

実際の作業はここから歩いて数分の場所にある工場で行っているという。

定型通り志望動機を聞かれた後、なぜ私が応募したのかを聞かれた。

事前にもっともらしい理由を考えてはいたのだが、学歴やこれまでの職務経験とはあまりにもかけ離れた職種のため、いいアイデアが浮かばなかった。

そこで、「幅広い業種に目を向けてみたところ、興味のあるこの分野で再出発してみたい」ということを話した。

ダメもとだ。

すると、社長さんはこう言った。

「うちは職人さんが多く、言葉遣いも荒い。あなたの経歴ではその環境に馴染むことは難しいかもしれない。」

まったくもってその通りだ。

しかし、はいそうですかと食い下がっては何のために来たのか分からない。

礼儀として形だけでも食い下がり、それでも頑張りますと私は答えた。

15分ほどで面接は終わり、帰り際、交通費として1000円を受け取って帰路に付いた。

まあ、落ちているだろう。
手応えというものを全く感じなかった。

私があまりに無謀すぎたのだ。
そして、40代の未経験者が続けていくのは難しいと言ってくれた社長に感謝した。

その日は、そのまま塾に行き、3コマほどの授業をこなした。
授業そしている最中もなぜか、今日のことが頭を離れなかった。

といっても工房のことではなく、私はこの先の進路のことだ。

「破れかぶれで応募しても絶対にうまくいかない。しかし、希望している職にはもう就けないかもしれない。」

不安で押しつぶされそうだった。

気持が沈み込みんでいたので授業がしんどかったが、それをなんとかこなして帰宅すると、工房からメールが届いていた。

分かっていたことだが、不採用の連絡だ。
結果を知らせてくれるだけありがたい。

さて、これからどうしたものか。

スポンサーリンク

そんななか、週末に大規模な転職フェアが開催されることを知った。
期待はしていないが、何もしないよりはいいだろう。

沈みがちな気持ちをリフレッシュしたかったというのもあるし、もしかしたらその場で面接のアポイントが取れるかもしれない。

なによりも、自分以外の求職者を見ることで、気力がまた沸いてきそうな気がした。

帰宅後、さっそく参加予約をして、週末の開催を待った。

◆ 転職回顧録-76へ続く↓↓

再就職のきっかけを転職フェアでつかみたかった。【転職回顧録-76】
開始間もない時間帯にもかかわらず、会場はすでに多くの人で埋め尽くされていた。藁にもすがる思いで参加している人はどれくらいいるのだろう。
カテゴリ別記事
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク