Cafe de 無職

~40代、50代の無職が集う場所~

【転職回顧録-77】転職フェアに参加した

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予約していた転職フェアに出かけた(転職回顧録-76を参照)。

11時スタートで、私が会場に到着したのは11時半過ぎだ。
開始間もない時間帯にもかかわらず、すでに多くの人で会場を埋め尽くされていた。
年齢層は幅広く、20代後半から50代だったように思う。皆、それぞれ思うところがあり参加しているのだろう。

この中で私と同じように、藁にもすがる思いで参加している人はどれくらいいるのだろう。みんな順調に経験を積み、さらなるキャリアアップを目指している人ばかりなのだろうか。こういう場所に来ると、周りと比較して自分がひどく低レベルな人間に思えてしまう。

受付を済ませると、自分の志望業界が記載されたネックストラップを渡された。
参加者はそれを首にかける。
すると、そのネクストラップを見た各ブースの担当者が声を掛けてくるという仕組みだ。

今回の転職フェアは主に技術者向けだ。会場には知名度の高低にかかわらず多くの企業がブースを構え、歩く人たちにしきりに声を掛けている。

雰囲気はまるで、お祭りの露店のようだ。通路を5m歩くと、2,3人から「うちのブースに話を聞きに来ませんか?」と声を掛けられる。

まるで自分がスーパーエリートサラリーマンにでもなったかのような気分だ。気分は悪くない。
しかし実際は、就職がなかなか決まらない単なる40代無職者に過ぎないのだが・・・。

でも、このような種特殊な雰囲気に身を置いていると、モチベーションが上がってくる。「これだけ多くの人が頑張っているのだから、自分も負けるわけにいかない」そう思える。
これだけでも来たかいがあったというものだ。

そんなこんなで勧誘の声を適当にやりすごしながら、自分の経験が活かせそうないくつかの企業に訪問してみた。
一通りの会社説明を聞いた後、自分の得意分野や経験職種を話した後、「この経験を御社で活かすことはできないか」と聞いてみた。

しかし、ほとんどの場合、「確かに面白い経験で個人的な興味はあるが、現在のところ、社内での需要は低い。ただ、念のため確認してみるので、何かあったら連絡する」で終わってしまう。
その後の連絡が来たためしはない。私の経験がニッチすぎるのだ。無理もない。

しかし、こう言ってくれる会社はまだマシだ。
あからさまではないものの、明らかに興味なさげに話を終わらせようとする企業もある。
最近の転職動向は売り手市場と言われているが、少なくとも、私のような貧弱求職者にとっては常に買い手市場だ。

落胆しながらブラブラと歩いていると、ある企業が声を掛けてきた。
このフェアで面接のアポイントを取ることは諦めかけていたし、この後の予定が入っているわけでもないので、冷やかし程度にそのブースに行ってみることにした。

この企業は請負開発を主業種としており、要は、客先常駐できる人材を多く集めたいということのようだ。後日、どうしても私の面接がしたいという。
奇特な企業もあったものだ。採用担当として何らかの実績も残したいのだろう。

私が彼の実績を上げるお手伝いをする義理は一欠片もないのだが、自分自身の面接の練習にはなりそうだ。
表立っては言えない互いの思惑が合致し、後日、面接がセッティングされることになった。客先常駐という時点ですでに興味を失っていたが、面接練習のためにはちょうどよいだろう。利用できるものは積極的に利用していくに限る。

こうして、フェアへの参加により適度な刺激を受けた私は、低下したモチベーションを回復させることができた。帰り際、出口で500円分の商品券を景品としてもらって帰路についた。

帰宅後、その商品券を妻にプレゼントすると喜んでくれた。(回顧録-78へ続く)

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