Cafe de 無職

~40代、50代の無職が集う場所~

【転職回顧録-83】初出社

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入社日に備えて、妻と久しぶりの買い物に出かけた。不穏な空気管理職として入社するのだから、それなりのバッグ、靴をそろえた。
あまり安物を身に付けるわけにはいかないからだ。
サイズが合っているかチェックする妻の顔もどこか嬉しそうだった。

そして、ついにその日を迎えた。

連絡のあった時間の30分前に最寄り駅に到着すると、緊張感とワクワク感の入り混じった複雑な気持ちだ。

そして、オフィスに到着し、まずは挨拶をして入室した。
みんな気持ちよく挨拶を返してくれた。まずは、一安心。
タイムカードを打刻し、席に案内される。あらためて気持が引き締まる。

席の場所は職員をい渡すことのできるエリアで、いわゆる上座だった。
少しくすぐったいような気持ちだ。
椅子は他の職員より少し豪華で、肘置きが付いている。腰を下ろし、用意した文房具類を机の上に広げ、あらてめて軽く辺りを見渡す。
どうやら女性の多い職場だ。男性は私を含め2人だ。
当然のことだが、まだ、顔も名前も分からない。

さて、管理職と言えども、当然、直属の上司もいる・・・はずだった。
しかし、どこを見渡してもそれらしい人は見当たらない。
きっと、所用で席を外しているのだろう。そうに違いない。

そうこうしているうちに、簡単な引継ぎを行うため、別室の会議室に移動することになった。私に引継ぎしてくれるのは、採用面接のときに色々なやり取りをしていた女性と年配の男性だ。きっとこの男性が私の上司なのだろう。

まず、お互いに自己紹介だ。
この女性は人事だったが、男性の方は先月退職した人だった。
なぜ、退職した人が私に引継ぎを行うのか不思議に思っていたが、それはあとで質問することにして、まずは引継ぎに集中することにした。

結局、その日は終日、業務内容の説明を受けてそのまま帰宅することになった。
大体、一週間はこのような形で
業務内容は多岐に渡ることはよくわかった。
やりがいのありそうな仕事だ。

さて、私と同日に入社人の方はどうかというと、私と大体同じような感じだったらしい。
帰宅のタイミングが同じになったので、挨拶も兼ねて、近くにあった喫茶店で軽く話をした。

なかなか気さくな人だった。
どうやら、この人も私と同じような境遇にあった人のようで、転職活動に苦労してきたそうだ。そんなときに内定をもらい本当にホッとしたそうだ。
お互いまだ業務のことに就いて何も知らない状態だったため、仕事についての話をすることはなかったが、これからお互い頑張ろうという話でお互い帰路についた。

業務説明を受けただけの一日だったが、久々に仕事をした気分になり、緊張から解放されたこともあり心地よい疲労感に包まれていた。
色々と不思議に思う点もあったが、まだ一日過ごしただけだ。徐々に分かってくるだろう。

夕食時、妻から色々と初日の感触を質問されたが、正直まだよくわからない。
しかし、前の仕事よりは遥かにストレスは少なそうだと答えておいた。
ただ一つ確かなのは、ここは安心して勤めあげられそうな職場だ。(回顧録-84へ続く)

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