面接のコツをつかんだ40代無職【転職回顧録-迷走編14/18】

色々な会社のスタンスに違和感を覚えつつも、なんとか筆記試験を終えた。

その後、部屋に社長が登場し、ひとしきり自慢話をしていった。

本当にこの会社で大丈夫なのだろうか…

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ただ、そんな中でも、今後のにつながる面接のコツのようなものを掴むことができた。

そのコツとは?

40代無職男が感じた社長の印象

部屋に社長が入ってきた。一見すると、物静かな印象を受けた。

社長の入室と同時に試験は終了となり、続いて現れた女性担当者が解答用紙を回収していった。

彼はそのまま長机の上座に座ると、おもむろに一枚の紙を配り始めた。
会社説明でも始まるのかと思っていたが、そうではなかった。

配布された紙は、社長が雑誌のインタビューを受けたときの記事をコピーしたものだった。

物憂げな視線で窓から外を眺める社長の顔とともに、取り組んでいる事業をまとめた記事が掲載されていた。

社長はそのコピーを手元に置きながら、自身のサクセスストーリーを熱く語りはじめたのだ。

表情は満面の笑みだ。

私はそもそもそういった類の話にまったく興味がなかったし、自分の武勇伝を語る人は嫌いだったが、応募者たるもの傾聴しているように見せなければいけない。

話し始めて40分。やっと終わった。長かった。

これは差し上げますので持って帰ってくださいというので持ち帰ったが、その後は一切、目を通していない。というか、帰り際、駅のゴミ箱に捨てた。

そしてこの後、個々に面接を行うという。

かなり疲れていたし、正直なところこの会社には魅力を全く感じなくなっていたが、だからといって帰るわけにもいかない。

15分ほど待っていると私の名前が呼ばれた。

違う部屋に通され、別の担当者による面接が始まった。

この面接官とは年齢が近かったこともあり話が盛り上がった。先日受けた面接の雰囲気とは大違いだ(転職回顧録-19を参照)。

私は、自分が応募職種の未経験者であることや、もう若くはないことなど、抱えている不安を正直に話した。

すると、それでも大丈夫だと笑顔を交えて話してくれたので、その後は安心して話をすることができた。

私はこの面接で一つ、ある手応えを感じることができた。
それは、自分の面接での対応がレベルアップしたということだ。

というのは、以前の私は、想定問答を用意してそれを暗記して、一言一句、間違えないように思い出しながら話すという方針で面接を受けていた。

しかし、そうやって臨んだ面接は見事に失敗した。
結局、どんなに文面を完璧に覚えてもスムーズに話せないということが身に染みて分かった。

再就職における面接の極意とは

それならばと、自分の面接対策を見直すことにした。

具体的には、キーワードだけを頭に入れて、それらを現場でつなぎ合わせて話すようにした。
今回はそれを実践するいい機会だった。

これが功を奏し、自然かつスムーズに話すことができるようになったのだ。

たしかに事前に用意した細かな表現は再現できていないかもしれない。

だが、自然に話すことできるようになり、そうしたマイナス面を補って余りあるほどにカバーできるのだ。

これは大きな発見だったと思う。怪我の功名というやつだ。

約20分ほどで面接は終わった。

手応えは決して悪くない。面接の極意を悟った気がした。

これでその日の試験がすべて終了。

帰路、妻に電話をかけて今日の手ごたえを伝えると喜んでくれた。
こんな何気ないことがうれしい。

妻はこの日、仕事で近くの駅にいたので途中で待ち合わせ、一緒にご飯を食べに行った。

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◆ 転職回顧録-迷走編15/18へ続く↓↓

次は、より志望度の高い二社目の面接。いつもよりも気合をいれて臨んだ。

会社説明会における質問方法【転職回顧録-迷走編15/18】
採用担当者がその人を魅力的に思っているかどうかということは、質疑応答の段階で分かるということだ。そう感じたのは、二人の対照的な質問者がいたからだ。
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