彼女の落胆と私の面接【転職回顧録-フリーター編24/36】

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あらすじ

中年無職があろうことか、中3女子生徒の指導を担当することになった(中3女子の個別授業を担当する40代中年男【転職回顧録-フリーター編23/36】参照)。

私は彼女を合格させるべく、スパルタともいえる勉強量を課した。

そしてそれに食らいつく彼女

はたして彼女に合格という吉報は届くのか?

いよいよ合格発表!

ついに合格発表の日。

その結果は彼女自身が塾に来て、私に教えてくれることになっていた。

私もまるで自分のことのようにドキドキしていた。

そして講師控室で待っていると、彼女がついにやって来た!

その結果は、不合格だった…。

幸い、併願で受験していた学校には合格していたものの、その落胆ぶりは見ていて可哀想だった。

こんな時はそっとしておくに限る。

彼女が不合格だったことは、教えていた私にも責任がある。
もう少し早く、彼女を教えることができていたならと悔やまれてならなかった。

「高校なんてどこも大差ない。大事なことはどれだけ勉強するかだ。」と伝えるだけにとどめた。

下手に慰めると余計に傷を広げてしまいかねない。

彼女には新たな環境で頑張ってほしい。

さて、この時期になると続々と合否が判明する。

時期が時期だけに、友人の合格を素直に祝えないときもあるだろう。
しかし、人生の長丁場において、第一志望の高校に不合格したことは笑い話にもならないくらい小さな出来事だ。

そして、努力しても報われない場合があることを経験したという意味では、他の生徒たちよりも早く社会の厳しさを知ることができたのではないだろうか。

このリベンジを大学受験で果たしてほしいものだ。

その大学受験まで私が面倒を見れればいいのだが、残念ながらそうはいかない。

私も内定という合格通知を目指していたからだ。

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この時の私はというと…

この時期なぜか、書類選考に通過することが多くなった

時期によって波があるのかどうかは分からないが、面接に呼ばれることが多くなっていた。

その中の一社は全国的にも名の知れた企業だった。

応募した私が言うのも変だが、なぜ書類選考に通過したのか我ながら不思議だった。

ただし、募集職種は契約社員ということだった。

通常ならば契約社員では応募しないが、有名企業ということでそこは目をつぶった。

うまくいけば正社員登用の道も開けるかもしれないと考えてが応募したものだった。

面接にあたっては、いつも以上に念入りに対策を練った。

まずは前職を短期離職した理由をいかにうまく説明するか。

これは、本当にやりたいことが見つかったため早期に軌道修正したということで押し通すことにした。

多少無理のある理由ではあったが…

次に、志望動機については、その企業の募集職種と自分の経験を絡めることにした。

あとは、企業のホームページから拾ってきたキーワードをいくつかちりばめ、やりたいことをはっきりと主張して完成だ。

そして、第一志望に落ちてしまったあの女の子のことを思い出しながら、準備万端で面接に臨み、悔いのないようにしようと誓った。

こうしてみると、塾講師をしている私は、生徒から色々と学ぶことが多い。

そして、面接当日は塾を休みにしてもらい、新宿まで面接に向かった。

予想していたとおり、私の他にも面接を受ける人は多く、ざっと10名くらいはいたように思う。

年齢は比較的若く20代後半~30代前半といったところだ。

若さでは彼らに敵わないため、経験職種をいかに活かすかという戦法をとることにした。

つまり、即戦力アピールだ。

正直言うと、即戦力になれるかどうかなどは皆目見当がつかない。
ここはハッタリをかますしかない。

15~20分間隔で一人また一人と面接室に呼ばれていく。

そしてついに私の名前が呼ばれた。

ここからが勝負だ!

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◆ 転職回顧録-フリーター編25/36へ続く↓↓

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