刺激的な【転職回顧録】シリーズ
倒産、クビ、フリーター生活、パワハラ!数々の笑えない転職失敗談をご覧ください!
無職40代中年男による転職ブログ
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私が会社を辞めてからしばらくの間は彼からの連絡はなかったし、こちらからもメールしたりすることはなく、時間だけが過ぎていった。
一本の電話がかかってきた。おそらくあの人だろう...そして、用件もなんとなく予想はついている。スマホをのぞいてみると、やはりあの人からの着信。
帰りの電車の中で窓の外を見ると、桜がちらほら咲き始めていた。思えば、この時期はいつも無職かアルバイトだった。なんでこんな人生になってしまったのか。きっとどこかで選択肢を誤ったのだ。もう取り返しがつかないのか、いや、始まりはこれからなのか。
私がいつもやっている仕事のデータ集計を行ってもらうことになった。この作業結果は、実際にクライアントへ納品する書類のひとつとなる。
Aさんは仕事は早いのだが、雑なうえにオフィスソフトのスキルがあまりに低い。数字の扱いが適当だ。これでは今後の仕事に支障が出てしまうことになる。
上層部の仕事内容を見てみると、この仕事が魅力的には見えなくなってきた。それにくわえて、正社員登用の話がなかなかおりてこない。
経験職で応募したアルバイト先ではベンチャー企業だ。ドキドキの初出社当日を迎えた。
経験職のアルバイトに応募し、面接までたどり着くことができた。面接も無難に終わり、あとは結果を待つだけ。手応えは上々だった。結論から言うと見事、採用となった。しかし、身分はあくまでアルバイト。
当初の目論見とおり、経験のある職種ということが書類選考通過の秘訣だったと思う。正社員のポジションを勝ち取ることだって夢ではないかもしれない。