40代無職中年男は再びアルバイトを探しはじめた。【転職回顧録-営業マン編19/19】
退職してすぐにアルバイト募集サイトに登録した。自分の年齢を4△歳と登録するのがためらわれた。
無職40代中年男による転職ブログ
退職してすぐにアルバイト募集サイトに登録した。自分の年齢を4△歳と登録するのがためらわれた。
そして退職日を迎えた。忙しくはあったが、マツダくんやオタクさんと一緒に仕事したことは純粋に楽しかった。
パンフを見たお客さんはぜひ契約したいと言ってくれたので、その場で申込書にサインと押印をもらうことができた。
個人経営の小さな喫茶店を近くに偶然見つけたので、そこで昼食をとることにした。この場合は私がご馳走することになる。
彼の緊張は明らかだった。噛みまくりの説明で今一つ要領を得ない。私は頃合いを見て助け舟を出した。
私の後を引き継ぐのはマツダくんだろう。今のマツダくんにそれを引き受けるだけのキャパがあるだろうか。
ついに戦力外通告を受けた。クビだ。これでまた無職に逆戻り。あまりに挑戦的な会社を再就職先として選択しまったのだろう。
このままでは正社員登用は難しいということが言い渡された。つまり、ゲームオーバーということだ。
新人の指導を命じられた。入社してからまだ日が浅いうえに成績の悪い私では役不足な気がするのだが...
妻に仕事の愚痴を話すのはこの時が初めてだったと思う。このときすでに私の気持は半分折れかかっていた。