謎の企業に応募すると、こんな結果に…【転職回顧録-フリーター編26/36】
求人票を見れば見るほど経験を活かせそうな仕事だと思ったが、企業サイトがヒットしない。怪しすぎる...
無職40代中年男による転職ブログ
求人票を見れば見るほど経験を活かせそうな仕事だと思ったが、企業サイトがヒットしない。怪しすぎる...
転職サイトの求人はあらかた探しつくしていたので、翌日の朝、久々にハローワークに行ってみた。開庁時間と同時にハローワークに入り、早速、検索してみた。すると、見慣れた企業名がずらずらと検索結果に表示された。溜息をつきながら、しらみつぶしにめぼしい求人を調べていると、見慣れない求人を一件見つけた。内容をよく見てみると、一日前にハローワークに登録された企業だった。
予想していたとおり、私の他にも面接を受ける人は多く、ざっと10名くらいはいたように思う。年齢は比較的若く20代後半~30代前半といったところだ。若さでは彼らに敵わないため、経験職種をいかに活かすかという戦法をとることにした。つまり、即戦力アピールだ。正直言うと、即戦力になれるかどうかなどは皆目見当がつかない。ここはハッタリをかますしかないのだ。
標準レベルの問題を解かせてみたところ、ほとんど理解できていなかった。この日から数学の猛特訓が始まった。私は鬼となって通常の3倍の量の宿題を課した。
都内の一等地にある黒い大理石調で作られた自社ビルで、入り口にはピカピカに磨かれた高級外車が2台止まっている。
古文が全くできない生徒の指導をしてほしいという。しかも本試験は三日後に迫っている。 そもそも私は理系科目の指導が中心で、古文は全くの専門外だったため断ろうと思ったが、対応できる先生が一人もいないのでなんとかしてほしいそうだ。
合格のため必死になって勉強に取り組む生徒を見ていると、私自身ももっと頑張らなければならないと気持が引き締まる思いがした。
母が書いたという手紙を渡された。面と向かって会うのはつらいということで、気持を手紙にしたためたものだという。
大晦日くらいは妻と帰省して、両親に顔を見せたいところだが、そのお金がない。親不孝は重々承知だが、実家には電話であいさつしただけだ。
バスが解散場所に到着した。迎えに来た保護者に子供を引き渡し、これで塾の役目は終わった。