元無職の中年マネージャー、仕事に手を付け始める。【転職回顧録-管理職編3/15】
座学期間が終わり、いよいよ一応独り立ちということになるが、直属の上司もいないということもあり、若干不安だった。
座学期間が終わり、いよいよ一応独り立ちということになるが、直属の上司もいないということもあり、若干不安だった。
最近、奨学金の返済に苦しむ人たちがニュースで取り上げられる機会が多くなった。 かくいう私も、月々の返済に苦しんでいる一人だ。 当初の計画では、あと3年ほどで完済予定だったが、勤め先の倒産などの...
私の直属の上司が見当たらない理由を教えてもらった。なんと、契約期間満了のため一週間前に退職していたのだ。
始業時間になり、座学のため別室の会議室に移動することになった。私に業務の説明をしてくれるのは、採用面接のときに私とやり取りをしていた女性と年配の男性だ。
ついに待ちわびていた面接結果の連絡が来た!メールのタイトルには「ご連絡」とだけあった。
時間にして10分くらい。いや5分だったかもしれない。あまりにも手応えがなさすぎた。結果は容易に想像がついた。
面接もなにも書類選考に通過していたこと自体、このメールで初めて知った。もしかして...と思い、急いでメールボックスのゴミ箱を確認してみた。
貯金を切り崩して生活していることを打ち明けた。父は、経済的な支援を行うと言ってくれた。涙が出そうになった。
海外の企業はおしゃれなオフィスを真似たこじゃれたカフェのようだが、どうにも中途半端だ。というか、センスがない...
開始間もない時間帯にもかかわらず、会場はすでに多くの人で埋め尽くされていた。藁にもすがる思いで参加している人はどれくらいいるのだろう。